一見キレイに見える部屋でも、床に目を近づけてよく見てみると、うっすらと埃が溜まっていたり、髪の毛が落ちていたり…。特に光の加減や掃除の仕方によって、見逃してしまうことも少なくありません。今回は、床の埃や髪の毛をしっかりキャッチするための「見逃さないコツ」をご紹介します!
埃や髪の毛が目立ちにくい理由
- フローリングやカーペットの色に同化しやすい
- 日中と夜で見え方が変わる(自然光や室内灯)
- 見る角度や位置によって発見しづらい
★ ポイント
室内灯がオン・オフ両方の場合で埃や髪の毛を確認することで、隠れていた埃が浮き上がって見えることもあります。
掃除前に確認したい「視線」の使い方
- 窓際の逆光を活用して埃チェック
- 少しかがんで床と平行に見ると発見しやすい
- 見えない所も触って確認
プロの視点
清掃の現場では「目線を変える」のが基本。立ったまま掃除するのではなく、かがんで目線を床に近づけるだけで見落としが激減します。
髪の毛や埃を逃さない掃除テクニック
プロは掃除機に時間をかける
一見、掃除機をかけるよりもローラーがけに時間をかける方が髪の毛や埃を見逃さないように思えるかもしれません。しかし、プロの清掃では「掃除機がけこそ最も重要な工程」として、しっかりと時間をかけて行います。特に髪の毛や細かい埃は一度で取り切れないことも多く、同じ場所を縦・横・斜めと方向を変えて何度もかけるのが基本です。
また、ノズルの使い分けや、家具の下・角・隙間など「見えにくく、溜まりやすい場所」に丁寧に吸引することも重要なポイント。スピードよりも丁寧さを重視することで、目に見える美しさだけでなく、アレルゲンや臭いの原因までしっかり除去できます。
家庭で実践する場合も、ただ押して引くだけではなく、ゆっくり動かす・重ねがけする・ノズルを有効活用するといった意識を持つだけで、掃除機の効果は格段に高まります。プロの丁寧さを少し真似するだけで、清潔感の違いを実感できるはずです。